2025年3月19日水曜日

平山正実先生召天10周年記念/ジャーナル43号発売記念シンポジウム (2025年)

2025年2月22日(土)、幕張聖書バプテスト教会で「平山正実先生召天10周年記念/ジャーナル43号発売記念シンポジウム」を開催しました。

シンポジウムの開催は2019年以来、6年ぶりでした。

 

1 平山正実先生召天10周年記念/ジャーナル43号発売記念メッセージ

シンポジウム前半は上山代表理事によって、2024年12月に発行したジャーナル43号の紹介が行われ、笹岡理事によってメッセージが語られました。


 

笹岡理事は、2013年12月に召された平山正実先生の働きと思い出を振り返りつつ、メッセージをされました。


2 福音歌手・森祐理コンサート

シンポジウム後半は 、福音歌手の森祐理さんのコンサートが開催されました。


 

当研究会は、かつて平山正実先生のセミナーと森祐理さんのコンサートをセットにしたシンポジウムを各地域で開催していた時期がありました。

森祐理さんは、平山先生との思い出を振り返りつつ、心病む人の多い現代社会における聖書と精神医療研究会の必要性を力強く示してくださいました。

笹岡理事のメッセージと森祐理さんのコンサートを通して、研究会の意義や可能性を再確認するシンポジウムとなりました。このシンポジウムのためのお祈りとご支援を心より感謝いたします。

新年度もどうぞよろしくお願いいたします。

2024年9月20日金曜日

2024年 9月20日 研究会報告

2024920() 同盟基督教団中野教会

 

 2024920()、同盟基督教団 中野教会で聖書と精神医療研究会の理事会および研究会が開催されました。


研究会では、笹岡靖理事によって、今年度の研究テーマ「ハラスメントの構造と対応」を踏まえて、「モラルハラスメントに関する一考察」と題した発表がなされました。

笹岡氏は、モラルハラスメントが注目を集めるきっかけとなったフランスの精神科医マリー=フランス・イルゴイエンヌの著作やフランスの状況を参考にしながら、日本におけるモラルハラスメントや夫婦関係におけるハラスメントについて考察し、自身の経験も交えて分かち合ってくださいました。

 

1 モラル・ハラスメントの用語

2 モラル・ハラスメントの具体例

 a 主要なプロセス

 b 加害者の特性 

 c 被害者の特性

 d 回復への道

3 フランスにおける法整備

4 我が国における法整備

5 筆者の体験から

6 聖書に照らして

 

発表後、参加者でこれらの問題・課題を様々な角度から考える機会を持ちました。

笹岡氏の研究はジャーナル43号に掲載されています。

2024年7月5日金曜日

2024年 7月5日 研究会報告

202475() 同盟基督教団中野教会

 

 202475()、同盟基督教団 中野教会で聖書と精神医療研究会の理事会および研究会が開催されました。


研究会では、上山要代表理事によって、今年度の研究テーマ「ハラスメントの構造と対応」の基調となる発表がなされ、今年度の研究会の方向性が確認されました。

今年度の研究会では、 社会問題となっている様々なハラスメントの問題をその背景にある人格的な障害(発達障害、適応障害)と重ね合わせつつ、考察をしていく予定です。 

1 ハラスメントの背景

2 ハラスメントの定義

3「改正労働施策総合推進法」いわゆる「パワハラ防止法」について〜厚生労働省都道府県労働局雇用環境・均等部(室)パンフレットより

4 具体的な問題

5 聖書に見るハラスメントとその対応

発表後、参加者でこれらの問題・課題を様々な角度から考える機会を持ちました。 

上山氏の研究はジャーナル43号に掲載されています。

2024年3月8日金曜日

2024年 3月8日 研究会報告

202438() 同盟基督教団中野教会

 

 202438()、同盟基督教団 中野教会で聖書と精神医療研究会の理事会および研究会が開催されました。


研究会では、浜田献理事によって、今年度の研究テーマ「次世代を育てる家庭の力」を踏まえて、「(牧師)家庭における『健全さ』の探究」と題した発表がなされました。

 

 現代の牧師(牧師夫人)が直面する問題・課題には様々な要素があります。

 

・人間関係の問題:夫と妻、親と子、牧師と教会、牧師と伝道師など

・仕事の問題:過労、プレッシャー、ストレス、コミュニケーションの難しさ、疎外感

・生活の問題:経済問題、健康問題、家族の問題(親の介護、配偶者や子どものメンタル)

・自身の問題:霊性、資質、性格、経験

 

問題は、様々な要素が複雑に絡み合って、深刻化し、表面化する傾向があります。そのため牧師(牧師夫人)は、常に自己を吟味し、健全さを保つ(時には取り戻す)必要があります(2コリント13:5、1テモテ4:16、1テモテ3:1〜6)。

 

他者(教会/社会)から要求される固定化された理想像が過度なプレッシャーやストレスの要因になることもあります。また、牧師や牧師夫人が自ら持っている理想像が不全感や罪責感の要因になることも考えられます。その影響が様々なかたちで家庭内に及ぶことが危惧されます。

発表後、参加者でこれらの問題・課題を様々な角度から考える機会を持ちました。

2024年1月9日火曜日

2023年 12月8日 研究会報告

 

2023128()リモート

 

 2023128()リモートで聖書と精神医療研究会の理事会および研究会が開催されました。

 

研究会では今年度の研究テーマ「次世代を育ている家庭の力」を踏まえて河村冴理事による発表がなされました。

 

下記リンクより当日の発表内容(PDF)を閲覧できます。

 

PDF:次世代を育てる家庭の力(河村冴) 

2023年7月7日金曜日

2023年7月7日 研究会報告

202377() 同盟基督教団 中野教会

 

 202377()同盟基督教団中野教会にて聖書と精神医療研究会の理事会および研究会が開催されました。

 

研究会では今年度の研究テーマ「次世代を育ている家庭の力」を踏まえて上山代表理事による「子育て」に着目した発題がなされました。

信仰継承において課題となるジェネレーションギャップの問題も具体的に考える時を持ちました。

 

次世代を育てる家庭(親)の力


以下に、レジメのポイントを転載します。

 

① このテーマが含む諸問題

  a  信仰継承の問題

    b  Z世代を含む若者とのコミュニケーションの問題

  c  宗教二世問題

② 精神構造的な問題(フロイト)

③ 理想と現実の問題(ロジャース)

④ 家庭における子育ての問題

⑤ 家庭教育が虐待にならないために

⑥ 教会としての問題点

⑦ 聖書の事例(ダビデとソロモンの関係)

 

  1歴代誌 22章7〜16節 


研究会で発表し、検討したことはジャーナルに掲載する論文にも反映しています。

2023年2月17日金曜日

2023年2月17日 研究会報告

2023217() 同盟基督教団 中野教会

 

 2023217()同盟基督教団中野教会にて聖書と精神医療研究会の理事会および研究会が開催されました。

 

理事会では、一年の活動を振り返りつつ、新年度の研究テーマや総会・シンポジウム開催方法等を検討しました。

 

研究会では今年度の研究テーマ「格差社会と持続可能性:破れ口に立つ教会」を踏まえて理事の浜田が「コロナ禍と牧師のメンタルヘルス」に着目しながら「家庭内や教会内における様々な問題(ハラスメントを含め)」を考える時を持ちました。

 

コロナ禍と牧師のメンタルヘルス、家庭や教会における問題


「非常事態」が「ニューノーマル化」しつつあるコロナ禍(またアフターコロナ)の時代にあって、様々な基準、モノの見方や価値観の多様化が浮き彫りになっています。教会においても例外ではなく、牧師にはこれまで以上に調整役・執り成し手としての役割が求められています。COVID-19による環境・生活の変化が引き起こす「コロナ鬱」と呼ばれる症状も増えていると言われていますが、常に緊張感や責任感をその身に受けつつ、矢面に立って変化の時代を歩み続けている牧師たちにとっても他人事ではないことを実感する中にあります。

 

精神的なストレスは家庭や教会における関係性にも悪いかたちで現れてしまう危険性を含んでいるので、「如何にこのニューノーマルの時代を生きることができるのか」を考えると同時に、「家庭や教会で起こり得る様々な問題・課題に着目し考察すること」が、予防・回復のために必要であると思います。発表後には、書籍等で紹介されている事例から、理事の先生方と意見交換をし、考える時が与えられました。


研究会で発表し、検討したことはジャーナルに掲載する論文にも反映しています。