2020年9月11日金曜日

2020.09.11 研究会 報告 親のしつけと体罰 (特にスパンクに着目して)

2020年9月11日(金) 同盟基督教団 中野教会+リモート

2020年9月11日(金)同盟基督教団 中野教会にて聖書と精神医療研究会の理事会および研究会が開催されました。一部参加者はリモートで参加をしました。

研究会では笹岡靖理事が「親のしつけと体罰」について、特に「スパンク」に着目して発表をし。意見交換の時を持ちました。

戦後の日本の福音派の教会は、子育てに関して宣教師を通してアメリカ式の子育ての影響を受けてきました。アメリカの保守的なプロテスタント教会では、非保守的な教会と比べて体罰(スパンク)の頻度が高いことが報告されています。

昨今、国際的な動向として、スパンクを含む体罰と子育てにおける有害な結果との関連性が指摘されており、体罰を禁止する動きが各国で広まっています。

教会(クリスチャン家庭)も、昨今の国際的な動向に着目し、報告されている研究結果を考察し、「しつけ」に関するスタンスを検証・評価する必要の中に置かれています(聖書と照らし合わせながら)。

笹岡理事の研究論文は今冬発行予定のジャーナルに掲載予定です。