新型コロナウイルス感染問題が今なお世界中に蔓延し、昨年来、度重なる緊急事態宣言の発令、まん延防止の措置が適用される中にあって、私たちは「本当に大切なものは何なのか?」という問いかけを教会、信仰、そして人生に投げかけているのではないでしょうか?この問題に対する収束の行方と先の見えない日々が続いていますが、聖書と精神医療研究会会員の皆さまはいかがお過ごしでしょうか?研究会も昨年は、総会を兼ねたシンポジウムの中止(総会の決議はリモートでの理事会において承認)、その後の理事会・研究会も年間を通してリモートを中心に行ないました。さらに2021年度においても、4月の理事会において、聖書と精神医療研究会規約第5条に基づき、2020年度の活動報告、会計決算及び2021年度の活動予定、会計予算の承認をいたしました。通常ですと、総会においても会員の皆さまの賛同をいただく機会を持っていますが、今年度も昨年度同様、集まっての総会は行なわず、理事会の承認のみ、会員の皆さまには書面にて報告をお送りさせていただきました。また今年度もシンポジウムは中止といたしました。2021年度は年間のテーマを「社会資源としての教会・信仰者」とし、今年中に同テーマのジャーナルを発行します。また今年度の研究会開催の詳細についてはHPを確認していただければ感謝です。この問題の一刻も早い収束とこのような状況下における皆さまの健康と安全、神さまの導きを心よりお祈りしています。
2021年5月26日
聖書と精神医療研究会 代表理事 上山要