2024年9月20日(金) 同盟基督教団中野教会
2024年9月20日(金)、同盟基督教団 中野教会で聖書と精神医療研究会の理事会および研究会が開催されました。
研究会では、笹岡靖理事によって、今年度の研究テーマ「ハラスメントの構造と対応」を踏まえて、「モラルハラスメントに関する一考察」と題した発表がなされました。
笹岡氏は、モラルハラスメントが注目を集めるきっかけとなったフランスの精神科医マリー=フランス・イルゴイエンヌの著作やフランスの状況を参考にしながら、日本におけるモラルハラスメントや夫婦関係におけるハラスメントについて考察し、自身の経験も交えて分かち合ってくださいました。
1 モラル・ハラスメントの用語
2 モラル・ハラスメントの具体例
a 主要なプロセス
b 加害者の特性
c 被害者の特性
d 回復への道
3 フランスにおける法整備
4 我が国における法整備
5 筆者の体験から
6 聖書に照らして
発表後、参加者でこれらの問題・課題を様々な角度から考える機会を持ちました。
笹岡氏の研究はジャーナル43号に掲載されています。